ネイチャーデザイン
わたしたち岡崎製材は、【ネイチャーデザイン（NATUREDESIGN®） ＝ 自然はデザインしている】という価値観を30年ほど前から提案しています。
その想いは、”木”という自然素材を扱う者として、「自然が創りだしたデザインを徹底して活かしていくこと」を私たちの使命とする、というものです。
この「ネイチャーデザイン」の考えの原点ともいえるのは、代表取締役 八田 欣也がまだ小学生だった時代にさかのぼります。
それは小学校の理科の時間に見た「雪の結晶」です。はじめてみたあの美しさと不思議さに驚き、衝撃をうけた1人の少年がそこに。
「えっ？この綺麗な模様、誰が？どうやって？・・・・・・『自然』ってスゴイなぁ！！！」
と自然の力に感銘を受けたものの、しばらくその想いは意識下に隠れていたようです。都市開発が進んだ今と比べ、当時は自然に恵まれた環境の中で、別の「追体験」を繰り返しながら子ども時代を過ごします。
それから時は流れ、八田は２０代となり、仕事を始めるとたくさんの「木」に触れ合うように。
その中で、美しい”杢目（もくめ）”と幾度となく出逢うにつれ、自然という偉大な創造主の存在を感じるようになります。
木の成長過程で生まれる、巧妙で繊細な作品たち。そのアートのようなデザイン性に魅せられ、「自然はデザインしている」、「それを活かすのが自分たちの仕事だ」と考えるようになりました。
さて、半世紀以上前の科学者で「中谷宇吉郎」（1900～62年）という人がいました。彼は「雪の結晶の美しさ」に惹かれ、夢中で探求した結果、世界で初めて人工的に「雪の結晶」をつくることに成功した人物です。
そして、「雪は天から送られた手紙である」という素敵な言葉を残されました。
その言葉で、あのはじめて雪の結晶を見たときの感動を思い出し、【 ネイチャーデザイン（NATUREDESIGN®）】は誕生したのです。
「NATUREDESIGN®」の世界は奥深く、おもしろい。
モノが溢れたこの時代だからこそ、人の手で作ることができない、自然が創り出す巧妙で繊細なデザイン性に魅力を感じる。そう思ってもらえる仲間を増やすことが、わたしたちのミッションです。
